体育祭を開催しました。【後編(2日目)】

体育祭2日目は、オープニングパフォーマンス前から生徒の手拍子が始まり、会場に昨日の熱気が再び戻ってきました。この日のオープニングパフォーマンスは、男子ダンス部、女子ダンス部、チアリーディング部で、表現豊かなダンスや演技を行い、これから始まる競技への士気を高めてくれました。

競技は、昨日の予選を突破した50m走(女子)、100m走(全学年)、150m走(男子)の決勝から始まりました。予選を勝ち抜いた生徒たちだけあって、接戦を繰り広げていました。各組で1位になった人は、ヒーローインタビューがあり、恥ずかしがりながらも自分の嬉しさを言葉にしていました。
ロープ引き(女子)は、お互い自分の陣地へロープを運ぼうと引っ張りあい、仲間と力を合わせて頑張る姿がありました。綱引き(決勝)は、1年生の団が上級生の団に勝ち、優勝しました。まさかの結果に、驚きの声があがっていました。
女子集団演技は、全学年が旗を使い演技しました。前日も本番のために練習を行った成果が出たようで、旗が揃って綺麗でした。演武(少林寺拳法)は、迫力ある演武だったので会場の皆も真剣な眼差しで見ていました。

昼食を終え、騎馬戦(スポーツコース)が始まりました。それぞれのクラスが、大将を討ち取るために戦略を立て、白熱した競技となりました。大玉転がし(2年生)は、丁寧に大玉を転がして最後まで諦めず頑張りました。宅配便リレーは、文字が貼られた箱を3人の走者がお題に沿った言葉を揃えて運ぶ競技でしたが、2走目が言葉を間違って運び3走目が困ったり、3走目が言葉にできず悩んでなかなかゴールできなかったりと色々ハプニングが起こりました。学級対抗リレーの決勝は、グローバルコース、進学コース、特進コース、スポーツコースと各コースごとで争いました。この日もデットヒートが起こり、その結果、優勝したクラスだけでなく、健闘むなしく優勝できなかったクラスにも団が賞賛の拍手を送っていました。団対抗リレーは、全学年が応援し、この2日間の中で1番の盛り上がりを見せました。体育祭最後の競技で、団で一つのチームを結成していることもあり、生徒たちの声援もひときわ熱を帯びていました。

生徒に体育祭の感想を聞くと「団対抗リレーがとても良かった。」や「体育祭がこれだけ盛り上がって、楽しかったのは初めてです。」と言った声が聞かれました。この雰囲気は、本校に入学し、体育祭に参加しないと味わえないことです。今後とも元気のある産高体育祭であることを願っています。